曇りがいちばん過ごしやすい

読んだ本・漫画、見た映画を語ります

「15時10分、決断のとき」の何が好きなのか

キャラクターがいいとか、演技上手いとかいろいろあるが…

 

本質的なところでは、ダン(父親)が子供のために何か残してやりたい。

誇れる父親でありたいと願う姿なのだと思う。

男なら理解できる、譲れない誇りなのだ。

 

僕の父親も息子に誇れる父親でありたかったに違いない。

しかし、事業に失敗し、自己破産してからの人生は悔いがあっただろう。

父親に当たられたこともあったし、落ち着いてからも哀愁が漂っていた。

そして、突然心筋梗塞で死んでしまった。

死んでしまったあとに思うのは、自分の父親を見る目は冷たかったろうなということだ。

ダンも、息子の自分を見る目に耐えられないと言っていた。

 

ダンはやり切った。ベン・ウェイドをユマ行きの列車に乗せた。

最後の息子に見せた嬉しそうな笑顔は、実に満足気だった。

自分もそうありたい。父親の分も。

 

表題の映画はアマプラで配信中なので、ぜひ見てほしい。